産経新聞ファンクラブ「ウェーブ産経」大阪事務局

「いずみホール たのしっくクラシック♪」今年も主催公演を無事終えました

 いよいよ年の瀬、さまざまな出来事が起こった2011年でしたが、皆様にはどのような1年だったでしょうか。おかげさまでいずみホールは全ての主催公演を無事に終えました。皆様のお引き立てに心から感謝いたします。

 さて来年、ぜひ注目していただきたいコンサートは〈第7回 ウィーン音楽祭in OSAKA〉です。

これは、ヨーロッパと日本の名だたるアーティストが揃う贅沢な音楽祭です。毎年元旦にテレビ中継される〈ニューイヤーコンサート〉で有名な「黄金のホール」を持つウィーン楽友協会の協力を得て企画し、3年に一度いずみホールだけで開催しているものです。

 この音楽祭の第1回目は1993年に開催しました。音楽祭の最後を飾ったのは、今は亡き朝比奈 隆さんが指揮する大阪フィルハーモニー交響楽団。プログラムはベートーヴェンの交響曲第1番と第3番「英雄」でした。この演奏はNHKが収録しFMで放送されることになりました。

 公演当日の客席は超満員、さらに音楽祭の最終日とあって、いやがうえにも緊張感が高まります。そして朝比奈さんと大阪フィルの期待に違わぬ熱演に、聴衆は惜しみない拍手を送ったのでした。

 ところで、この録音を放送しようとすると「え?!」ということに。「英雄」の演奏時間が63分だったのです。ふつうは50分ほどで演奏される曲ですが、朝比奈さんの棒にかかると、やはりと言うべきでしょうか、長くなってしまいました。

 当時、放送を予定していた番組は放送時間が60分。どうしても放送時間内におさまりません。結局、この録音が電波に乗ることはありませんでした。それから18年を経て、ついに幻の録音が聴ける日がやってきます。

 朝比奈さんが亡くなって10年目の命日となる12月29日にNHK-FM「今日は一日“朝比奈 隆”三昧」(放送時間は午前10時から午後9時までのたっぷり11時間)の中で放送される予定です。

 毎回、ドラマを生む「ウィーン音楽祭in OSAKA」は、来年の秋に開催します。詳細は来年の1月に発表する予定ですが、出演者も曲目も豪華な音楽祭になります。どうぞご期待ください。来年が皆様にとってよい年になりますように。

(いずみホール 石田富美子)

《石田富美子さんのプロフィル》
事業局営業部副長。平成元年の開設準備当時から現在まで、いずみホールを見守ってきた。小鼓をたしなむ“キャリアウーマン”。 いずみホールホームページはこちら

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