産経新聞ファンクラブ「ウェーブ産経」大阪事務局

「服部越瓜を味わい、高槻城跡を巡る」を開催しました

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 服部越瓜(しろうり)という野菜をご存じですか? あまりなじみがないかもしれませんが、大阪府高槻市で江戸時代から作られてきた特産物で、府の「なにわの伝統野菜」に認証されています。

 ウェーブ産経のイベント、第14回「なにわの伝統野菜をゆかりの地で見て学ぶ」が7月27日に高槻現代劇場の集会室で開催されました。今回のテーマは「服部越瓜を味わい、高槻城跡をめぐる」。56人の会員が参加しました。

 まず、大阪ならではの食と食文化を考える「浪速魚菜の会」の笹井良隆会長の司会で、服部越瓜の栽培や普及活動について説明がありました。笹井会長が「相当、マニアック」と笑わせた服部越瓜は、薄緑色で、30センチほどの大きさ。頂部が細くくびれています。

 かす漬けは、さわやかな歯応えがあり、シャキシャキとした食感が特徴です。近隣の酒どころ、富田(とんだ)の酒かすに漬け込んだ「富田漬け」を徳川家康が称賛し、幕府献上品となったと伝えられています。
 

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 名前の由来になっている「服部」という地名は現在、残っていないそうで、摂津峡のある塚脇地区で生産されています。化学肥料を使うと、独特のシャキシャキ感が残らないため、有機肥料でじっくりと育てなければならず、肥料を与える量やタイミングも難しいそうです。

 また、このシャキシャキ感をかす漬け以外にも生かそうと、さまざまな料理方法が考案されています。さらに地元、清鶴酒造の富田酒が紹介されました。

 食事会には地元の「包丁処 あら木」さんによる特製弁当が登場しました。ハモの子のあんかけや、ミョウガ酢のあえ物、酒かすもみ、みそ味のナスの鶏そぼろ、雷干しなど、服部越瓜づくしという内容。服部越瓜のじゃこ飯や変わり揚げなど、手がかかった料理が好評でした。

 高槻には江戸時代に高槻城の城下町としてにぎわった歴史があり、昼食後は、NPO法人高槻市文化財スタッフの会の観光ガイドの案内で、高槻城三の丸跡の一画に建つ「しろあと歴史館」へ。
 

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 まず入り口のホールで地形模型を見ると、淀川と西国街道という水陸交通の要衝であったことが、よく分かります。高槻城の石垣が再現された入り口から展示室へ入り、城郭や大名行列、淀川三十石舟、くらわんか舟などの模型、城下町の暮らしなど、数々の資料を見ることができました。

 続いて、かつて高槻城内にあった野見神社へ。境内には高槻藩主、永井家初代の直清をまつる永井神社が建ち、社殿や唐門などが市の指定文化財に指定されています。

 しめくくりは、JAたかつき農風館大手町店で服部越瓜を1個ずつプレゼント。高槻の歴史と伝統を舌と肌で感じた1日になりました。

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