2011年5月19日
「未病を知って、健康長寿」 第2回「未病を知りましょう!がまんしていませんか?」
東洋医学的な見地から、病気へとつながる「未病」について学ぶウェーブ産経の健康サロン「未病を知って、健康長寿!」(キリン堂共催)の第2回講座が5月6日、大阪市北区の産経新聞梅田オフィスで開かれました。キリン堂未病医療サポート室の杉本幸枝室長が生活習慣病や要介護状態になる要因である「ロコモティブシンドローム(運動器症候群=ロコモ)」などへの対策について講演し、会員約40人が耳を傾けました。
3回シリーズで、第2回のテーマは「未病を知りましょう!がまんしていませんか?」。杉本室長はまず、痴呆がなく身の回りのことが自分でできる状態で過ごせる「健康寿命」について触れ、「この状態で長生きすることが大切」と強調しました。そして寝たきりなどの「不健康期間」について、日本人は男性が6・5年、女性が9年であると指摘。健康寿命を縮める要因として▽メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)▽ロコモティブシンドローム▽認知性-の3つを挙げました。
ロコモとは聞き慣れない言葉ですが、運動器=動くためのシステム(骨・関節・筋・神経など)が故障し体の運動能力が低下すること。▽片足立ちで靴下がはけない▽家の中でつまずく▽階段を上るのに手すりが必要▽横断歩道を青信号で渡りきれない-などのうち、1つでも該当すればロコモ。対策としては体重コントロールと、片足立ちやスクワットなどのトレーニングだそうです。
さらに、杉本室長は「未病」の1つとして「不眠」を挙げ「糖尿病など生活習慣病患者には睡眠障害が多く、逆に7~8時間寝る人は太りにくい傾向がある」と指摘。安眠できるようにするため、ストレスを解消し「氣」のエネルギーを回復する「腹式呼吸法」や、自分に軽い催眠術をかけてリラックスする「自律訓練法」(自己催眠法)などを教えてくれました。
「自然に逆らわないで、快食、快便とともに、快動・快眠・快呼吸をすることが、未病状態を改善し健康寿命を長くする」。これがまとめです。参加者にはキリン堂から豆乳や健康食品なども配られました。
次回は6月7日。「お肌は健康の鏡」と題し、漢方での健康状態の診断法などが紹介されます。
(2011年5月19日 14:49)
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