2011年4月16日
京都・歴史探訪ウォーク「嵐電借り切りで行く仁和寺『御室桜』と平野神社『平野妹背桜』」
嵐電(京福電鉄嵐山線)で桜の名所を訪ねる、ウェーブ産経の京都・歴史探訪ウォーク「嵐電借り切りで行く仁和寺『御室桜』と平野神社『平野妹背桜』」が15日、京都市内で開かれました。会員65人が参加し嵐電での“ミニ電車旅”や、遅咲きの桜を眺めながらの散策などを楽しみました。
集合場所は京福電鉄の四条大宮駅。京都観光の企画会社「らくたび」代表の山村純也さんらがガイドとなり、2つの組に分かれて出発しました。
貸切電車とあって駅には停まってもドアは開きません。「西院(さい)」付近で四条通を横切り、「西大路三条」を過ぎると京都唯一の路面電車区間。山ノ内▽嵐電天神川▽蚕ノ社▽太秦広隆寺-と進みます。
「山ノ内の地名は付近が比叡山延暦寺の飛び地の境内だったため」「太秦は秦氏が拠点にしていた土地」などと、山村さんが沿線の由来などをアナウンス。分岐駅の「帷子ノ辻(かたびらのつじ)」で北野線に乗り換え、“桜のトンネル”を抜けて「御室仁和寺」に到着しました。
仁和寺は、仁和4(888)年に創建された日本最古の門跡寺院。宇多天皇が出家して入った寺で、御所の紫宸殿を移した金堂(国宝)をはじめ、重要文化財の仁王門、五重塔、御影堂などが並ぶ姿は壮観です。約200本ある遅咲きの御室桜は咲き始め~3分咲き程度でしたが、他の桜は見頃の木も。昼食は境内の御室会館で花見弁当。3段重ねのお重が豪華です。
午後はあいにくの雨模様でしたが、しっとりとした京の風情も乙なもの。東隣の蓮華寺で五智如来石仏などを見学。近くの転法輪寺では特別拝観として、本堂に入り兼岩和広住職から縁起などの話を聞きました。浄土宗の同寺には、江戸中期の作で木造座像では京都でも最も大きいという本尊の阿弥陀仏があり、光背までの高さは約7・5メートルもあるそうです。
この後、2キロ余りを歩き六請神社や二條天皇香隆寺陵などを見学。到着した桜の名所・平野神社では、遅咲きの桜や比翼春日造と言われる重要文化財の社殿などを見て回りました。
(2011年4月16日 12:20)
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