2010年8月24日
「勝間南瓜を味わう」を開催しました
なにわの伝統野菜をゆかりの地で紹介するウェーブ産経のイベントの第3弾が8月24日、大阪市西成区内で行われました。今回、歴史を学んだあと味わったのは「勝間南瓜(こつまなんきん)」と呼ばれるカボチャです。残暑の中、集まった会員60人がカボチャ料理に舌鼓をうちました。
会員はまず、同区の生根神社に集合。同神社の吉見友伸宮司から勝間南瓜の歴史を学びました。吉見宮司は当時の地名がこの地が「勝間村」という名前だったことを紹介。「環濠集落だったことから、砂地で米は収穫できないが、畑として適していたため、カボチャのほか、綿花なども収穫。いずれも良質で高値で取引されました」と説明。カボチャは保存食に適しているため、飢饉の食糧不足の際などに多くの住民の生命を救ったことにも触れました。平成となり、種が見つかったことから”地場産品”として栽培が復活した経緯についても詳しく述べました。
吉見宮司の講話の後は保存に取り組むグループ「勝間南瓜普及の会」の代表、辰巳久子さんにバトンタッチ。辰巳さんの案内でまず、近くの玉出小学校を訪問。5年生児童が栽培している勝間南瓜の畑を見学しました。実際に実が大きくなっている現状を見た後は、地下鉄(四つ橋線)で1駅の「岸里(きしのさと)」に移動。西成区民センターで辰巳さんの取り組みを聞きました。辰巳さんは、ゲストティチャーとして区内の小学校での栽培に力を入れていることなどを説明。「子供たちが伝統野菜を知ることで伝統を継承される事を期待しているのです」と語りました。
続いてはお待ちかねの勝間南瓜を使った旬彩弁当(献立は下記)です。会員は勝間南瓜づくしの弁当を味わいました。このあとは、西成区コミュニティ協会理事の川又賢三さんが区内にある天下茶屋公園や安養寺など名所を紹介。食事後は一部の会員が辰巳さんの案内で名所を訪ね、お開きとなりました。(岩)
献立
| 勝間南瓜と鳥飼茄子の田楽、鶏肉、蒟蒻、パプリカ |
| 勝間南瓜のいとこ煮、しし唐辛子 |
| 泉州うぼせ卯の花鋳込み |
| 勝間南瓜のくるみ餅 |
| 勝間南瓜とアスパラの南蛮ご飯 |
| 香の物 自家製柴漬け |
| 勝間南瓜の冷製ポタージュスープ |
次回、なにわ伝統野菜をゆかりの地で紹介「寺庭婦人・庄司メイさんの手料理で、石川早生を味わう」を9月27日に開催します。申し込みはこちらから。
(2010年8月24日 15:51)
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