産経新聞ファンクラブ「ウェーブ産経」大阪事務局

「水木しげる・妖怪図鑑」ランチ&ギャラリートークを開催しました。

D2A_0039.JPG兵庫県立美術館(神戸市中央区)で開催中の展覧会「水木しげる・妖怪図鑑」(産経新聞社など主催)で8月19日、ウェーブ会員を対象にしたランチ&ギャラリートークが行われ、市内外から45人が参加。水木さんと40年来親交がある古書店「籠目舎」の伊藤徹代表が同展の見どころなどを原画を交えながら紹介した。
 
DSC_0013-horz.jpg 同館のレストラン「ラピエールミュゼ」で、水木しげるロードで有名な鳥取・境港の食材を使った特別メニューを味わった後、トーク会場に場所を移して伊藤さんが講演した。

DSC_0235.JPG 「最初の出会いは小学6年のころ。少年マガジンで水木さんの作品の連載があり、毎日毎日ファンレターを送っているうちに原画を送ってくれるようになりました。高校生になって1人で調布に行ったときのこと。そのころの調布は田舎で駅に着いても何にもなく、水木さんの家がまた駅から遠くて…。自宅の横に仕事場があって、アシスタントもみんな忙しそうだった」と当時を振り返った。

DSC_0237.JPG また、水木さんの人柄や作品について「常識とか全くとらわれない自由な人。展覧会後半の原画は水木さん本人が描いたものが飾られていますが、明らかにアシスタントが描いた画と違う。背景はすごく細かく描かれているのに対し、妖怪は簡単に描かれている。簡潔な妖怪との対比がすばらしい。紙芝居画を描いていたこともあり、カラーリングがとても上手い。鮮やかカラーリングは水木さんが手がけた物とすぐ分かる。作品の本質が出ている」と話した。

DSC_0229.JPG 貸本画時代の水木さんについて「当時は全く人気がなかった。なぜ、人気がなかったのか?というと、レベルが高すぎたのが原因でした。水木さんの超自然的な内容が読者に受け入れられなかった」とも。また、水木さんはコーヒーが凄く好きで、一緒に自転車に乗って飲みに行ったときのエピソードをこう話した。
「戦争で片腕を失っている水木さんですが、ものすごいスピードで走るんです。水泳が得意で運動神経が良いんです」とも。


D2A_0032.JPG以下、参加者と伊藤さんのQ&A
Q浮世絵をテーマにした作品があるが?
A妖怪画は文献から描いたものがある。浮世絵からの影響もあります。西洋美術、映画もかなり見て勉強している。模倣じゃなく、水木的解釈がある。

DSC_0248.JPGQ水木さんは今年米寿ですが、新しい活動は?
Aないんちゃいますか?いまは何もしていない。絵も描いていないですね。

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