産経新聞ファンクラブ「ウェーブ産経」大阪事務局

「シニアライフのお得な保険見直し術」を開催しました。

 長引く景気の低迷。懸念される年金支給額の減少。増える支出。買いたいものは買いたい。民間会社「家計の見直し相談センター」のファイナンシャルプランナーの山田茂睦さんが講師を務めたウェーブ産経の文化サロン「シニアライフのお得な保険見直し術」が4月8日、大阪市北区のブリ―ゼタワーにある産経新聞梅田オフィスで開催され、ウェーブ会員がシニアの〝節約術〟を学びました。
 
山田さんはまず、年金の仕組みを分かりやすく説明。厚生年金など社会保険が〝二階建て〟となって支給されている現状を示しました。子育てを終えたシニア世代は、住宅ローンや教育費などが不要となる半面、収入は大幅に減少。一方で成人病やがんなども心配。さらに、痴ほうになるかも…と、不安はつきない。山田さんは、保険は「養老・終身・定期」の3種類があるとし「まずは、お入りになっている保険の証券でどんな種類の保険に入っているかを調べてほしい」と述べました。
 
DSC_0089.JPG 定期保険の場合は、10年、20年、60歳など期限を限定した保険商品です。価格は比較的安いが更新とともに支払う保険料が高額となるのが特徴です。そこで、山田さんは「働き盛りの人なら、突然、亡くなった場合に家族は路頭に迷います。そのような場合は、4000万円など高額な死亡給付金は必要です。でも、子育てを終えたシニア世代の場合は見直すことも必要」と語り、がんや成人病にかかった場合に治療費や入院費に重点を置いた商品に転換することを勧めました。
 
DSC_0104.JPG 山田さんは「現在、入っている保険が自分の意向に合っているものなのかを調べる必要があります」と語気を強めました。年齢の変化とともに保険も変化させる必要があるというわけです。ここで、山田さんは、一部の保険会社が流しているコマーシャルで注意することを指摘しました。それは「医療保険で〝けがの補償をします〟とうたっている保険は〝病気を補償するとは言っていません〟」です。事故による負傷は補償の対象となるが、がんや成人病は補償しないことを強調し、注意を喚起しました。
 
DSC_0099.JPG 一方で、平成8年以前に加入し、満期金がある保険は〝お宝保険〟と呼ばれ、珍重されていることを明かしました。これは、バブル期から景気が比較的よかった時期の保険商品で保険会社が高い配当を約束している商品なのです。「保険会社が見直しを求めてきても応じないでください」と話しました。最後に「保険を見直すことで、支出をスリム化し、預金に回すなどしてほしい。現金で持っていれば、リスクにも対応できます」と説明し、講座を終了しました。
 
なかなか、難しい保険。会員らは、その一旦を知り、さまざまな質疑応答を通じて日頃から感じていた疑問も払拭(ふっしょく)したようでした。(岩)

 

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